作
三浦寛也 (みうらひろや) - ウェブサイト
1975年仙台生まれ。学生時代をカナダのモントリオールで過ごし、現在アメリカを中心として音楽活動を行っている。「触覚的で酸味のきいた魅力は、絶え間なく均衡を変化させる三浦の筆致によるものである」とニューヨーク・タイムズ紙に評された作品は、ポーラック・ホー ル(モントリオール)、アネンバーグ・センター(フィラデルフィア)、エマーソン・ホール (アトランタ)、リンカーン・センター、マーキン・ホール(ニューヨーク)、スミソニア博 物館フリーア・ギャラリー(ワシントンDC)、旧音楽学校奏楽堂(東京)などで演奏された。
これまでSo Percussion、アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ、ニューヨーク・ニューミュージック・アンサンブル、ブエノス・アイレス現代美術館などからの委嘱があり、雅楽、即興音楽、マルチメディアなど、発表の場と媒体にとらわれない自由な音楽活動を展開している。コロンビア大学博士課程修了、現在ベイツ・カレッジ准教授。
ピーター・ビュシゲル (Peter Bussigel) - ウェブサイト
1981年ニューヨーク生まれ。音、ビデオ、パフォーマンスの領域を自在に行き来しながら活動を続ける作曲家、デジタルメディア・アーティスト。ミシガン大学で作曲、ニューヨーク大学でビデオアートを学び、現在ブラウン大学にあるマルチメディア/実験音楽研究所MEME(Multimedia & Electronic Music Experiments)の博士課程に在籍。多岐にわたる音楽作品、ビデオ作品、インスタレーションは、アメリカとヨーロッパ各地で発表され、国際 コンピュータ音楽学会、ピクスレレーション・フェスティバル、タンク・ニューヨークなどで 好評を博す。実験芸術的な活動の他にも、プロモーションやコマーシャルビデオ、短編映画の監督もこなし、またトランペット、エレクトロニクス、また様々なガラクタ楽器による演奏も精力的に行っている。
演奏
山本純 (やまもとじゅん)
5歳より音楽教室に入り、その後ピアノを経て、中学・高校と吹奏楽にのめり込む(フルート担当)。山形大学教育学部音楽科に入学し、チェロと出会う。厳本眞理弦楽四重奏団のチェロ奏者であった黒沼俊夫氏に師事し、チェロ奏者を一生の仕事にすることを密かに決意。チェロ奏者としては遅いスタートながら研鑚を積んだ。1983年より仙台フィルハーモニー管弦楽団チェロ奏者、一方、リサイタル等のソロ活動や、ピアノ三重奏団『トリオ・ドゥムカ』のメンバーとして6回のコンサートを開催。尚絅学院大学女子短期大学部講師。
遠藤正樹 (えんどうまさき)
仙台市出身。3歳よりピアノを始め、桐朋学園大学において、マリンバを安倍圭子、打楽器を小林美隆、室内楽を三善晃、間宮芳生の各氏に師事。第50回演奏家連盟推薦新人演奏会において、三善晃の「マリンバと弦楽合奏のための協奏曲」を仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演。また、作曲を佐々木隆二、故金井洋の各氏に師事、数々の作品を発表している。1991年東京現代音楽祭室内楽コンクールにおいて第三位、東京現代音楽祭優秀賞、日本コロムビア音楽賞を受賞。現在パーカッショングループ「スフィア」主宰等、ソロ、アンサンブル、作曲で多彩な活動を展開している。